歯科衛生士　歯科予防処置

歯科衛生士が行う指導はたんに歯磨きだけでなく、生活の基本となる食生活から健康管理にいたるまで、口腔の衛生全般に関する相談や機能訓練なども含まれているのです。

酸は歯の成分を溶かしてしまうのです。そこで、溶けた成分を歯に戻すことを再石灰化というのです。

国家試験に合格した医師と歯科衛生士だけが業務を独占しているフッ素の塗布は、単に薬品を塗るだけの行為ではなく、フッ素の持つ効果と弊害をきちんと理解し、患者さんに不安を与えないように予防処置することまで含まれているのです。

他に有効な薬を使う場合もあるのですが、多様しすぎると副作用がでてしまうようですので、それら薬の知識も身につけているからこそ歯科衛生士は薬の塗布をすることができるのです。歯石とは歯垢の石灰化したものを指しているのです。

歯・口腔の疾患を予防する処置として、フッ化物塗布等の薬物塗布、歯垢や歯石など、口腔内の汚れを専門的に除去する機械的歯面清掃など、予防的な医療技術があるのです。石と名のつく通り硬質で、歯に強くくっついているのです。

熟練した技があって、構造の複雑な口腔内で、このようなものをそぎ落とすことができるのです。

副作用には歯に白い斑点がでてくる歯牙フッ素症というのがあるのです。

室内の清掃、予約日の調整などを含めた受付事務、診療報酬の請求事務、器具の滅菌・消毒、診療機材や器具の準備、器具の受け渡し、治療用薬剤の準備、治療後または治療中の口腔内の清掃、治療後の仮封、Ｘ線撮影の補助といった仕事も歯科衛生士の大切な仕事なのです。

ちゃんと、これら薬の効果と弊害を理解しているから処置ができるのです。

ただ単に、塗ればいいというものではないのです。

歯科衛生士で補える行為、たとえば、ブラッシング指導などは、患者に待たれている忙しい医師よりも、歯科衛生士に時間をかけて教えてもらったほうが患者も納得すると思うのです。

人が歯を失う原因の90％がむし歯と歯周病なのです。

この二つを歯科の二大疾患といい、国民の多くが罹患しているのです。

つまり、むし歯と歯周病を予防することができれば、自分の歯を一生保つことができるようです。

歯科衛生士情報館へようこそ！このサイトは管理人の備忘録としての情報をまとめたものです。

歯科衛生士は、歯科診療補助、歯科予防処置、歯科保健指導をおもに業務として行なうのです。